好きなこと好きなだけ書いていいならこれだよね!
というわけでやってまいりました攻殻機動隊のお時間です。
え?知らない?仕方ないな…そんなあなたのためにリンクを貼ります。しっかり見てください。そしてツタヤにレンタルに走るかfuluとかで全話を鑑賞してください。
こんな命令形で書いたけどすこしでも興味を持ってくれたなら幸い。興味とはそれすなわち新たな世界への萌芽。わたしは種を蒔くのである。
なんでわたしがこんなに攻殻機動隊が好きなのか気になるお方もいるとは思いますが、それはきっとWOWOWで全話一挙放送していたときにたまたま全話を一挙に観て興奮したからだと思います。説明?下手ですよ。すみません。
たぶん、小さな頃からアニメはずっと観ていて、それこそわたしは典型的なアニメっ子だった。すごい幼いときの記憶にはヱデンズボゥイが最終回という予告を見て、衝撃のあまり布団に倒れこんで母親に報告したという黒歴史にしても良いであろう記憶がある。それぐらいエリシスが好きだった。かわいい。
攻殻機動隊はたぶん、わたしが今まで観てきたアニメのどれとも違った。
主人公は少佐と呼ばれる女性だ。その身体は生身ではなく、機械で出来ている。いわゆるサイボーグ。とても綺麗なのに、口調は誰よりも凛として男前だ。でもたまにすごく色っぽい。素敵。
それまで観ていたアニメでは、「女性は守られる者/存在」として描かれていた。でも少佐は違った。守られる存在になることもあるけれど、少佐は「守る者/存在」だった。
敵に追い詰められ、あやうく脳を破壊されるまでに追い詰められたときの名台詞。
「サイトーーー!!!!そいつを寄越せぇえーーーー!!!!!」
この台詞にマジで痺れたのである。だって女だよ?え?あれ?少佐ってなんだ?何者?すげぇかっこいい……と。単純。でもいいの。だって好きなんだもの。
あとはタチコマ。思考戦車と呼ばれる、AIで動く多脚戦車。これだけの説明と外見だけでは「なんと無骨な……。拙者の趣味に適うで御座る」という向きもあろうがすみませんねコレめっちゃかわいい戦車なんです、と謝るしかない。
めっちゃかわいい声で「あ、少佐~!バトーさーん!!」なんて手?をフリフリするんですよ。どうしよう、一家に一台買うしかないのかもしれない。
そんなタチコマのハイライトシーンはどれも泣いてしまうようなもので、ネタバレ度外視して書くと、一期ではバトーを助けるべく自爆のような(エヴァの綾波にも似ているね、そう思えば)決死の行動をし、結果、バトーを窮地から救う。
二期ではどうかというと、これもまた自分たちの存在を失うという結果になると知りながら少佐たちを助ける。ちなみに少佐からは違う命令が下っていた。でもタチコマは自分で判断し、そうしよう、と思考したのだ。
「ぼくらはみんな生きている」
歌う彼らの姿にはきっとゴーストが宿っていたのだ、なんて安っぽい言葉は似合わないほど、彼らの思考した先の答えは希望を持たせるものだった。
なんかどこまで書いていいかわかんないからここまでにしておくけど、とにかく少佐とタチコマが大好きなのです。わたしは衝撃を受けたのです。ということを伝えたい。
あ、イノセンスも大好きなんだよ。言語化しにくいし、頭のいい言葉では伝えられないから書くのが恥ずかしいけど、映像の美麗さだけでも観てほしい。でもきっとそのうちイノセンスについても書くだろうな。そのときはよろしくお願いします。