12月に入ったね

冬ですね。メリクリですね。もうクリスマスソングがCMでは流れていますよ。

さっき寝る前にふと思い出したことがあって、ちょっと悲しくなったのでここに書いてみることにした。

わたしの少ない友人の中に、大学時代に仲良くなった子が居たんですよ。その子とよく博物館とか東京散策とか行ったりして、バカ話して、「あなたと遊ぶのが一番楽しい」とか言われたりもして、わたしはすごく嬉しくてその子のことが大好きだったんです。

でもある日、わたしが仕事のことが辛すぎて冗談めかして死にたいって思っちゃうんだよ~アハハ~冗談だけどさ、みたいなことを言ったんですよ。その子はその場では静かに聞いていてくれました。その後はお好み焼き屋さんに行っていつも通りふざけて解散して。

今思えば、あの話はあの子に言うべきじゃなかったのかなあ。

その子の腕にリストカットの跡があったことに気づいてはいた。触れたことはなかったし、触れるつもりもなかったけれど。

わたしのあの発言が、あの子の心になにかしら作用をしてしまったのだろうか、と思う。

わたしが勝手に受け止めてくれると思っていただけで、その子にとっては何らかの琴線に触れてしまったのかもしれない。だとしたら申し訳ないなあ。

わたしは友達がすごく少ないから、その子の存在はとても大きかったんです。だから正直、避けられているような文面を見るたびにすごく辛かったし、ああ、きっとわたしから離れていきたいんろうな、と思ったんです。

弱いわたしの傍には居たくないと思っても仕方ない。仕方のないこと。

わたしの傍には支えてくれる人がたくさんいる。一人、離れていってしまっただけ。

そう考えようとするけれど、やっぱり悲しい気持ちは拭えない。わたしも勇気を出して辛い気持ちを軽く、冗談めかして言ったのだったけれど、きっと言うべきではなかったんだ。もっと別の、適切な人に言うべきだったんだろうな。大切な友達を失いたくなかったのなら。

その子の本当の気持ちは分からない。だからどう思っていたのか、今、何を思っているのかもわからない。

また勇気が出たら、その子に連絡を取ってみようかな。

そしてわたしも、もっとたくさんの人と話をしてみて、少しずつ側にいてくれる人を見つけていけたらいいなと思っている。