素直だから更新するよ!

文章を褒められたので、まんまとブログを更新する。褒められたら素直に「嬉しい」と言う。最近はそうするようにしている。謙遜して「いやいやそんな……」と、言う時もあるけれど(対応に迷う場合)。たいていの時は「ありがとうございます」と、返すようにしている。

人によっては「なんだコイツ、お世辞を真に受けてるよ」とか思っていたりもするのでしょうが、そこはそれ、これはこれ。他人の考えは他人のもの。わたしの考えはわたしのもの。わたしはお世辞でも嬉しいから「嬉しい」と言います。

わたしは人を褒めるだろうか、と、ふと考えた。「すごいね」「かっこいい/かわいい」「さすが」とはよく言っている気がする。そしてそのどれもが別にお世辞とかではなく、ほとんどはぽろっと口をついて出てくる類のものだ。純粋な、自分の気持ち。それを言った時、相手にどう反応されたら嬉しいだろうかと考えたら、「いやいやそんな」よりも、「でしょー!」と、冗談みたいに笑ってうなずいてくれる方が嬉しい気がする。

「心にもない言葉は言えない」と、どこかで見かけた。だが、わたしはすごく嫌な人に、お世辞を言った記憶がある。ならばそれも心にあった言葉なのだろうか。答えはYesでもあり、Noでもあるのかもしれない。きっとその人のある部分について、本当に羨ましかったし、純粋に尊敬もしていた。それを言葉にした。だから、あの言葉はわたしの本心だったのだろう。でも、なんだか違和感は残った。この違和感の正体は何か。

それはおそらく、言って自分が嬉しい気持ち/楽しい気持ちになるか否か、なのではないだろうか。そう考えると、やっぱり言って自分が嬉しい/楽しい気持ちになる褒め言葉こそが、自分の本心なのかもしれないね。