恋愛の根底にあると思われるもの
吾輩にはとんと縁のないものだったのである
思えば幼稚園の時はガキ大将だった性格もあってかおぼろげにもほどがあるモテ記憶があるが、なにせ小学校はほとんど通っていないのでモテもなにもない。
では中学生はどうだったのか? 恋愛感情ともつかないほのかな交流は若干あった。
高校生、大学生時代は女子大だったことと対人恐怖症を発症したこともあり、ますます恋愛などという「次元の高み(に、見えていた)」ものとは無縁になっていた。
きっかけ
きっかけは大学時代、合同説明会でなぜか見知らぬ大学院生の男の人と連絡先を交換したことから始まる。
化粧もろくにしていないし髪の毛もボサボサだしメガネだしまんま家の中の私じゃねーか! という格好だったのになぜ連絡先を……? 今でも謎に思っている。
「花火大会に行こう」「水族館に行こう」というお誘いを受けてはなんだか怖くて断っていた私だったが、「映画を観に行こう」というお誘いにはOKを返した。ちなみにその時観た映画が悪人だったことは秘密である。
当日、怖すぎて帰ろうかと本気で思っていたがなんとか映画を観終わって解散した。今思えばあの人は純粋にデートに誘っていたんだなあとしみじみ思う。だからこそ謎は深まる。家の中でくつろぎ度MAXな私になぜ……目が……悪かったのですか……?
ここまで書いたが自慢だと受け取る向きは自慢だと受け取ってくれて構わぬ。本当に綺麗でモテる人はナンパ自慢も見知らぬ人からの賞賛の声も呟かぬしブログには書かぬのだ。
その人とは二回目のデート後、連絡を取らなくなった。
ていうか男性への感情の根底にあるのは
父親に認められたいという願望だと思うんですよね。
母親はどうなのかというと、不思議とそういう感情はない。ただ、父親に綺麗だと認めてもらいたいという欲求があるんだと思う。たぶん。
ファザコンの一形態なのかもしれない。詳しくないから分からないけど。
でも認めてもらえない。だからどうするか。そうですね、別の男性に認めさせるという代替行為をするんですね。
歪んでる部分をようやく最近自覚して、しおらしく自分でできる自己改善(ストレッチとか筋トレとかスキンケアとか)していますが、ちょっと前は「ピピー ききょう、アウトー」な行為をしていたんだから恐ろしいものです。
そんな行為をしても満たされるものはなにもないのに、あると思っちゃうんですよね。余計虚しくなるだけなのにね。
「レッドカードもらう行為って何?」と興味津々の向きもいらっしゃるかもしれませんが、そんなことまでペラペラ話す義理も何もないので話さないし書かないことを記しておきます。
どうか全国の父親に認められたい会員の皆様方。
その前にスキンケアとかマッサージとか筋トレとかして自分自身で自分を認めてあげてください。
それでは。