つれづれ

就労移行支援、という存在をあなたは知っているでしょうか。ちなみにわたしは紹介されるまでまったく知りませんでした。

www.wam.go.jp

どうしてわたしがここに通うことになったのか、それは簡単に言ってしまえば「長く働くことが困難であるから」。その原因を探ったり、現時点でこれではないか? と思われる原因を緩和していくために、就労移行支援の施設に通い、就職というゴールを目指します。

直接人に言うのはまだ抵抗があるので、「専門学校に通う」などと言っていることが多いのですが、気を悪くしないでくれるとありがたいです。どうして人に言うことに抵抗があるのか? と問われると、それは「大多数の人にとっては当たり前なことを、わざわざ何ヶ月も平日ほぼ毎日就労移行支援の施設に通い、学習するから」です。

多くの人が「こんなんできて当たり前っしょw」と笑うようなことが、ある人にとっては難しい場合があります。わたしの場合は仕事上でのコミュニケーションがそれに当たります。必要なことを聞けなかったり、段取りを掴むのが苦手だったりなど。

うーん。書いていて自己弁護のようになってしまうのが難しいけれど、世の中には本当に千差万別いろいろな人間が居て、そのひとつ/一人であると理解していただけると嬉しい。

わたしがとある人のTwitterを見ていて驚いたのが、「自分は二桁の足し算ができない」と簡潔にツイートされていたことでした。

ディスレクシア - Wikipedia

そんなことを書かれながらも、日常生活を実にのびのび元気に、独自の美意識を持って過ごすその人の存在は自分にとってすごく衝撃的でした。普通、二桁の足し算ができなかったりすると、日常生活がとても不便でコンプレックスを抱きそうなのに、卑屈になることなく、自分の得意分野をすくすくと伸ばしている姿がなんとも素晴らしいなあとなぜだかわたしが嬉しくなりました。

いつもブログを書いていて、なにが主題なんだろうと自分でも疑問に思いますが、基本思いついたことを書いているだけなのでお気になさらず。

自分の特性のことを「話すべきか/話さざるべきか」ということを最近はよく悩んでいます。そんなことを先生に話したら「自分が困ったときに話せばいいんじゃないか」と言われ、なるほどそれもそうかと思いました。

でも、と、二の足を踏む。

受け入れてくれるだろうか。わたしは受け入れてほしくて話す。でも相手には相手の考えや感情がある。それは尊重すべきものだ。受け入れるかどうかは相手の自由だ。だからこそ、話した上で受け入れてくれる人の存在はとても嬉しい。

そんな日々の雑記。