愛情を返せれば

一番申し訳ないと思っているのは両親に対してです。大学に行かせてまでこんな生き方しかできない娘を持って、どんな気持ちでいるのだろうと思います。

「死んでしまいたい」と言った時、両親は驚き、「そんなことはダメだよ」と言ってくれました。けれど働いてもろくに続けられないわたしはその言葉がよく分かりませんでした。奨学金をすべて返済したら死のう。働いている時、そう決めたことを両親に話しました。こんな娘でごめんなさい、と。

死んではいけないとたくさんの人が言ってくれます。けれどわたしは自分自身に生きている価値が見出せません。死んだほうがきっと良いのだと、正直今でもそう思っています。

にこにこ笑っているのに、心の奥底ではいつの間にか住み着いたもう一人の自分が死ねと盛んに責め立てているのを、どこか平静に見ている自分が居ます。

死にたいとはもう両親に言ってしまったため、もう言うことは憚られます。だからこうして、誰が見ているとも知れないブログに自分の思いを書いています。

たくさんの愛情をくれたのに、何ひとつ返せない娘でごめんなさい。泣いてばかりでごめんなさい。

小さな夢があったのです。自分のお金であるレストランに両親を連れて行ってあげようと。そんな些細な夢すら叶えられない娘で本当にごめんなさい。

両親も姉も支えられる人間になりたかった。なのに現実は酷く、馬鹿みたいな自分が居るだけ。

本当に馬鹿だと思います。

ただそれだけ。謝罪しかできない自分を愛してくれるのはなぜでしょうか。ただ重荷になるだけの存在なのに。家族だからでしょうか。娘だからでしょうか。血が繋がっているからでしょうか。

わたしは、わたしが居なくなっても構わないと思っています。むしろその方が良いと思っています。

悲しくて泣いてばかりいるわたしが望んだ、希望を持ったものは自分から手放したのです。誰を責められましょう。責めるべきは自分です。

いつか泣き止めるでしょうか。